実は、大便の茶色は胆汁の色である。 もう少し正確に書くと、胆汁に含まれるビリルビンが、腸内細菌の作用でウロビリンに変化し、これが便を茶色くしているのだ。 ビリルビンとは、赤血球の成分であるヘモグロビンが分解されてできたものである。 19 сент. 2021 г.
どうしてうんちは茶色なの?
あのね、なぜ、茶色かというのは、体の中の肝臓の隣に胆のう(たんのう)という小さな袋があって、そこから胆汁(たんじゅう)という茶色の液が出ているの。 これは、卵や油なんかを消化する酵素(こうそ)なの。 胆汁は出ないとしょうがないもので、そういう色がついているの。 だから、あれは胆汁の色なの。
うんちがくさいのはなぜ?
この便の特有のにおいの主な成分は、「インドール」や「スカトール」と呼ばれるもの。 たんぱく質が悪玉菌によって分解されるときに出る物質です。 これが高濃度になると、いやな臭いになってしまいます。 つまり、肉中心の高脂肪・高たんぱくな食事を続けていると、便が臭くなるんです。
うんち なぜ黒い?
肛門から近い大腸からの出血があった場合には、通常赤っぽい便が出ます。 一方で黒い便が出る場合には、肛門から遠い食道・胃・十二指腸からの出血が疑われます。 これは、消化器の通過とともに血液内のヘモグロビンが酸化し、硫化ヘモグロビンになることから起こる色の違いです。
うんこ みどり なぜ?
消化できなかった緑黄色野菜が混ざっていたり、ビタミン剤や緑色の胃腸薬などを摂取したりすると、緑色の便が出る可能性があります。 緑色の便は、食べたものが消化不良で出ている可能性があります。 ストレスがかかると、胃腸の働きは低下するので、消化が不十分で排便された可能性があります。