便の性状 健康な便・・・黄褐色のバナナ状または半練り状でにおいが少なく、するりと出るソフトなもの。 ドロ状、水様性・・・下痢の状態です。 水様性の場合、粘液、血液、膿などが混じると細菌性赤痢や伝染性下痢などの感染性腸炎や、炎症性腸疾患などが考えられます。
うんこ何色が健康?
理想のうんちは黄~黄褐色。 これは大腸内の善玉菌が元気な証拠だ。 善玉菌が元気なとき、大腸の中はpH6.2~6.8程度の弱酸性。 すると胆汁分泌が抑制され、うんち全体が黄色っぽく色づく。
うんこは何性?
便の水分量が、70%未満では硬く、80%以上では軟便、90%以上では水様便になります。 赤ちゃんの便は、酸性(PH4.5~5.5)で黄色、成人は酸性(PH5.5~6.0)で黄土色です。 アルカリ性(PH7~8)では、茶色、こげ茶色で、病原菌の大腸菌やウェルシュ菌が発育しやすくなります。
大腸がんの便は 何色?
便の色出血部位考えられる病気鮮血便(真っ赤な血)肛門痔・裂肛暗赤色便(出血後に時間が経過している)大腸大腸がん・大腸ポリープなど虚血性腸炎・感染性腸炎・ 潰瘍性大腸炎・クローン病など大腸憩室出血
便 いつもより黒?
便が黒い(タール便) 便が真っ黒になった時に一番心配すべきは消化管潰瘍です。 胃潰瘍もしくは十二指腸潰瘍といった口に近い部位の消化管の出血を示唆します。 お腹が痛いこともあれば痛くないこともあります。 食事も普通に食べられることもありますので、トイレへ行って初めて、便の色がおかしいことに気づくことが多いです。