胸が焼ける感じ、酸っぱいものが上がってくる、食後に胸やみぞおちのあたりが痛い、というのが主な症状です。 その他の症状として、のどの違和感、声のかすれ、慢性の咳(肺や心臓に異常がないのに咳が続く)などがあり、これらは主に寝ているときに胃液がのどのあたりまで逆流してくることにより起こる症状です。
ストレスで逆流性食道炎になりますか?
ストレスも逆流性食道炎が悪化する一因です。 なぜなら、胃酸の分泌は自律神経によって調整されているからです。 慢性的にストレスがかかることで、まず自律神経が乱れます。 すると、胃酸の増加や胃酸分泌のタイミングの変化などが起こり、逆流性食道炎につながると考えられています。
逆流性食道炎症状 のどの痛み?
逆流性食道炎(胃食道逆流症、咽喉頭酸逆流症) 胃から出る胃酸が逆流すると、食道だけでなくのどにも逆流した胃酸が到達し、食道に加えてのどにも炎症をおこすことがあります。 胸焼け、げっぷ、のどの違和感(つまったような感じ)、痰が絡んだような感じや声枯れなどが典型的な症状です。
逆流性食道炎を放っておくとどうなる?
逆流性食道炎を放置すると・・ 胃酸の逆流が長期に続くと、バレット食道という病態を引き起こします。 バレット食道は、特殊な食道がん(バレット腺がん)の発生母地となり、食道がんのリスクが高まります。 また、食道粘膜障害が強くなると、食道狭窄を引き起こし、食べ物が通りにくくなってしまうことがあります。
逆流性食道炎 胸の痛みどんな感じ?
胃液や胃の内容物が食道に逆流すると、胸のあたりに焼けるような不快な感じがする胸やけが起こります。 また、酸っぱい液体が口まで上がってきてゲップがでる「呑酸(どんさん)」という症状が現れることもよくあります。 ひどい時は吐いてしまうこともあります。