健常人の尿は弱酸性でpH 6.0~6.5前後であり,生理的にもpH 4.5~8.0の間を変動する. 一般に,動物性食品過剰摂取後では酸性に,植物性食品過剰摂取後ではアルカリ性に傾くとされる.
尿は通常何性?
通常、尿のpHは6.0前後なので、やや酸性です(7.0が中性で、それより数値が低いほど酸性、高いほどアルカリ性)。 基準値より数値が低い場合は、「栄養不良、発熱、糖尿病」などが考えられます。 数値が高い場合は、「尿路感染症」が疑われます。
尿はなぜ酸性なのか?
酸やアルカリが体の中に入ると肺や腎臓でバランスを保ち、たとえば酸が多いと酸を減らすようはたらきます。 このはたらきを 酸塩基平衡 さんえんきへいこう といいます。 通常、腎臓でつくられた尿は弱酸性ですが、何らかの異常によって酸塩基平衡が崩れると、尿が酸性またはアルカリ性に傾いてしまうのです。
おしっこ 何生?
尿pHは体内の酸-塩基平衡を示す指標です。 腎臓では体内の過剰なアルカリを尿中に排泄するという調節機構があり、正常尿のpHは平均6.0の弱酸性に保たれている。 酸度の高い尿は色が濃く、低い尿は色が淡いです。
蛋白は何性?
タンパク質は、20種類のアミノ酸がつながっていて、それぞれのアミノ酸が、酸性を示したり、アルカリ性を示したり、中性であったりします。 それぞれの蛋白質に含まれるいろいろなアミノ酸の酸性、アルカリ性の総和で、元のタンパク質のアルカリ性、酸性が決まります。