このニキビ跡の原因はずばりメラニン。 炎症によってシミの元となるメラノサイトが刺激され、メラニンが生成されることでニキビの赤みが茶色くなり、そのまま色素沈着することでニキビ跡ができます。 健康な肌では一定のサイクルで肌が生まれ変わる「ターンオーバー」がスムーズに行われています。 1 февр. 2021 г.
跡になったニキビはどうすればいいの?
炎症後に赤みが残っていたり、色素沈着を起こしているニキビ痕には、まず外用薬による治療が行われることが一般的です。 外用薬には、保湿や血行促進、抗炎症などの効果を持つ「ヘパリン類似物質」や、ニキビの炎症を抑えたり色素沈着を改善する「ビタミンC誘導体」、美白剤として知られる「ハイドロキノン」などがあります。
ニキビ跡ってどんなの?
ところが、ニキビが悪化して膿んでしまったり、赤いニキビになってしまうと、皮膚の深い部分にまで炎症が広がっているため、ニキビが治った後でも、赤くなる、茶色っぽくなる、凸凹とした皮膚になるといった症状が残ることがあります。 これが、ニキビ跡です。
何歳になってもニキビ?
ニキビは思春期から25~26歳までをピークに、その後も数年は続く経過の長い病気です。
ニキビ跡 何年も?
ニキビが悪化し、表皮よりも深い真皮にまでダメージを与え、色素沈着を起こした場合、自然に治るまでの期間は数か月~数年かかることがあります。 真皮層のターンオーバーのサイクルは4~5年と言われていますので(年齢を重ねることでこちらも長くなっていきます)、場合によっては治るまで年単位の期間がかかることがあるのです。