ノロウイルスは、急性胃腸炎を引き起こすウイルスのひとつです。 ヒトに感染すると小腸で増殖し、胃腸炎の症状(嘔吐、下痢、腹痛)を引き起こします。 そのほかに発熱がみられることもあります。 また、胃腸炎の症状が原因で、脱水が起こることがあります。 18 мар. 2018 г.
ノロウイルスどんな嘔吐?
胃をひっくり返すような嘔吐もしくは吐き気が突然、強烈に起きるのが特徴です。 発熱は約37〜38℃の軽度で、大人では吐き気や腹部膨満感といった症状が強いようです。 発症後、通常であれば1〜2日程度で症状は治まります。 下痢は水様性で、重症例では1日に十数回も見られますが、通常は2〜3回で治まります。
ノロウイルスとはどんな病気か?
ノロウイルスは手指や食品などを介して、経口で感染し、ヒトの腸管で増殖し、おう吐、下痢、腹痛などを起こします。 健康な方は軽症で回復しますが、子どもやお年寄りなどでは重症化したり、吐ぶつを誤って気道に詰まらせて死亡することがあります。 ノロウイルスについてはワクチンがなく、また、治療は輸液などの対症療法に限られます。
ノロウイルスは何類感染症?
ノロウイルスは、感染症法では5類小児科定点把握疾患の感染性胃腸炎に分類される。 全数把握疾患ではないので、指定届出機関(全国約3,000カ所の小児科定点医療機関)以外は感染症としての届出は不要だが、以下の場合は届け出る。 ①医師がノロウイルス食中毒と判断した場合は24時間以内に届け出る(食品衛生法)。
ノロウイルス 感染したらどうなる?
感染してから1~2日で症状があらわれます。 主な症状は吐き気、嘔吐、下痢等で通常1~2日で軽快します。 症状がなくなっても3~7日間ほど便の中に出てくるので、2次感染しないよう注意が必要です。