嚥下は、口腔、咽頭、食道を食物が通過する、過 程で舌や軟口蓋などの様々な筋肉が連動して動くこ とによって行われています。 ①脳梗塞の後遺症である嚥下障害がおこる原因 は、これらの筋肉をコントロールする神経が傷害を 受け、食物を喉から食道へスムーズに送ることがで きなくなり、嚥下障害が生じます。
嚥下障害はなぜ起こる?
脳血管障害(脳梗塞・脳出血など)による麻痺や、神経・筋疾患、また加齢による筋力の低下などが主な原因です。
心因性嚥下障害 何科?
嚥下障害の検査・診断 まずは耳鼻咽喉科の受診が必要ですが、必要に応じて神経内科や歯科、口腔外科、消化器科、リハビリテーション科などを受診することが重要です。 診察では、はじめに食事の際や普段の状態について詳しく問診します。 耳鼻咽喉科では内視鏡による検査を行います。
脳梗塞 運動障害 なぜ?
一般的に脳に梗塞が起きると、症状は反対側の半身に現れます。 つまり、左側の大脳が障害されると右半身にマヒが起こります。 その理由は、運動に関係する脳の神経線維が脳幹の延髄(えんずい)という場所で交叉し、反対側の手足を支配しているためです。 感覚障害では、体の片側の「感覚が鈍い」「しびれる」などの感覚の異常が起こります。
嚥下障害 加齢 なぜ?
加齢に伴って食べ物を飲み込む筋肉が衰退することで嚥下機能が低下するので、多くの高齢者が嚥下障害になってしまっています。 嚥下機能が低下すると食事が満足ができず、 栄養不足になって体重が減少したり、場合によっては肺炎にかかったり窒息する危険性 があります。