脳の血管が詰まったり破れると、脳に血液が行き届かなくなり、酸素が不足し、栄養不足になります。 この状態が続けば、脳細胞(神経細胞)が壊死してしまい、様々な障害が生じます。 この脳の血管異常による障害を脳卒中といいます。 26 февр. 2022 г.
脳梗塞 運動障害 なぜ?
一般的に脳に梗塞が起きると、症状は反対側の半身に現れます。 つまり、左側の大脳が障害されると右半身にマヒが起こります。 その理由は、運動に関係する脳の神経線維が脳幹の延髄(えんずい)という場所で交叉し、反対側の手足を支配しているためです。 感覚障害では、体の片側の「感覚が鈍い」「しびれる」などの感覚の異常が起こります。
脳梗塞 なぜ安静?
動脈の血管壁が裂けて、血液が流れ込む状態。 脳梗塞の発作直後は、ベッドの上での安静が必要です。 頭をあげたり起立したりすると、全身の血圧がさがり、脳へ行く血液の流れもさがり、症状を悪化させる場合があるからです。
脳梗塞 呼吸障害 なぜ?
神経筋疾患は脳から筋へ至る経路のどこかが障害されるために、呼吸筋が十分働くことができなくなることから呼吸不全となり易い疾患です。 脳出血や脳梗塞では、脳障害から呼吸数、換気量が抑制されます。 また、脊椎損傷や筋萎縮性側索硬化症では、脊髄の障害により呼吸筋の働きが障害され換気量が抑制されます。
脳梗塞は何疾患?
脳梗塞や虚血性心疾患は、いずれも血管の中に血液の固まり(血栓)ができ、血管が 詰まる、血流が悪くなる病気です。 突然発症することが多い病気ですが、長年の生活習 慣が発症に影響することも多いといわれています。