女性ホルモンの分泌が低下する一番大きな原因として挙げられるのは、何といってもストレス。 現代の若者たちは、人間関係やオーバーワークなどで多くのストレスを抱えています。 ストレスは自律神経の調整を乱し、月経不順や無月経などの婦人科のトラブルや自律神経失調症、うつ病などの心のトラブルを引き起こします。 30 мар. 2020 г.
女性ホルモンが減少するとどうなる?
女性ホルモン「エストロゲン」の分泌が減るとホルモンのバランスが崩れ、これによって体のあちこちに症状が出てきます。 ほてりや動悸などが世界共通の症状と言われていますが、日本では「肩こり」を訴える女性が圧倒的に多く、次いで「疲れやすさ」、以下「頭痛」「ほてり」と続いています。
女性ホルモンなぜ崩れる?
ホルモンバランスが乱れる原因 ホルモンバランスが乱れるおもな原因には、「加齢」「ストレス」「不摂生な生活」が挙げられます。 ホルモンは、若いころにはたくさん作られますが、歳をとるにつれて減少していきます。 ホルモンの減少によってホルモンバランスが乱れた結果、体内の機能が低下し、さまざまな不調が現れやすくなるのです。
エストロゲンが少ないとどうなる?
長期にわたるエストロゲンの欠乏状態が関係する体の変化としては、認知機能の低下(記憶力低下)、外陰や腟(ちつ)の萎縮症状(外陰腟炎や性交痛)、血管の老化(動脈硬化)、骨の脆弱(ぜいじゃく)化(骨粗鬆症(こつそしょうしょう)、骨折)などが挙げられます。
女性ホルモン不足の症状は?
まず、エストロゲンの低下と欠乏に伴いホットフラッシュや発汗が早期に出現します。 このような自律神経失調症状が出た後に、倦怠感、うつ、不眠などの精神症状が出現します。 一方で、エストロゲンの働きかけを失った臓器の変化として泌尿生殖器の萎縮、骨量減少、脂質異常症、動脈硬化が徐々に進行していきます。