墓を守る人を継承者といいます。 日本の長年の慣習から長男や配偶者が一般的とされていますが、長男が継承者にならない場合は以下の流れで継承者が決まることもあります。 墓地や霊園の規則で継承者は血縁者のみと定められているところもあり、もし血縁者以外の人物が継承する場合は墓地や霊園の管理者と話し合いをしておく必要があります。 15 февр. 2018 г.
墓守は誰がするべき?
お墓の継承者には決まりはなく、誰が継いでも良いことになっていますが、基本的には1人のみに引き継ぐというのが通例になっています。 墓守を墓地や霊園の管理者とする場合は、その墓地・霊園にいる管理人や、お寺の住職などが墓守となります。
先祖の墓 誰が守る?
民法による規定 民法第897条「祭祀供用物の承継」 第897条系譜、祭具及び墳墓の所有権は、前条の規定にかかわらず、慣習に従って祖先の祭祀を主宰すべき者が承継する。 ただし、被相続人の指定に従って祖先の祭祀を主宰すべき者があるときは、その者が承継する。
お墓 誰まで入れる?
慣習では、お墓には長男とその家族が入るのが一般的です。 次男・三男は分家の初代としてお墓を立て、長女・次女は婚家のお墓に入ります。 現在では一般的になった「先祖代々之墓」は、明治の終わり以降に普及しました。 明治時代には「家制度」が制定されました。
墓じまいしないとどうなる?
墓じまいをせずお墓を放置したその後 十分な管理をしないまま放置されたお墓は、まず間違いなく荒れるでしょう。 その後、継承者や親族も見つからず、管理をする人がいなくなってしまったお墓は、「無縁墓」となってしまいます。 無縁墓のたどる末路は、墓地使用者の意志ではない墓石の撤去です。
お墓参り 何する?
墓守がお墓の継承者の場合、まず欠かせないのがお墓参りです。 お墓参りは墓守のみが行うものではなく、家族や親族が定期または不定期に行うのが通常ではありますが、お墓を承継した以上は最低でも年に一回はお墓参りに行くのが墓守の務めと考えられるでしょう。 お墓参りに行った際には、お墓の掃除をするのはもちろんのこと、お墓の状態を確認して問題がないかどうかをチェックしておきましょう。 また、お墓が寺院にある場合、お盆やお彼岸などの年中行事に参加する必要が出てくることもあります。 その他、霊園や墓地によって墓守の仕事がある場合もありますので、必要な仕事があればしっかり対応しましょう。
お墓に永代供養がついていますか?
一般墓に永代供養がついていることはまだ珍しく、お墓の形態は合祀墓、樹木葬、納骨堂などもあります。 お墓のお世話ができる跡継ぎや親族がいなくても、墓地の管理者が手入れや読経をしてくれるので、安心して利用できます。
跡継ぎがいないけど一般墓を持つことはできますか?
Q.跡継ぎはいないけど、一般墓を持ちたい! A.永代供養付きの一般墓やレンタル墓なら、跡継ぎがいなくても一般墓を持つことができます。 永代供養付きの一般墓とは、お墓を引き継いでくれる人がいなくなったり、あらかじめ定められた期限が過ぎたら、自動的に霊園内の永代供養墓に遺骨が移され、霊園の管理者が永代にわたり供養してくれるお墓です。