「おりものがいつもと違う」と感じたら、自己判断せず早めに受診しましょう。 おりものの変化は、病気を疑うことだけではなく、健康のバロメーターとしての役目でもあるのです。 水っぽくて白い、さらさらしていて量が多いといった場合は、胃腸が弱り、体がむくんでいる結果です。
おりものの匂いがいつもと違う?
おりものが少し酸っぱい臭いがする場合は、問題ありません。 いつもと違う強い臭いがするのなら、膣炎や性感染症の疑いがあります。 女性の膣内は、有害な細菌やウイルスが繁殖しないように酸性に保たれています。 少し酸っぱい臭いがするのは、健康な状態であると言えるでしょう。
おりもの いつもと違う色?
正常なおりものの色は、個人差はありますが、半透明から白っぽい色、もしくはクリーム色です。 下着などに付いて乾くと、酸化して黄色っぽくなります。 排卵日の前後にピンク色や茶褐色のおりものが出ることがありますが、これは排卵に伴ってごく少量の出血が起こる「排卵期出血」がおりものに混じったもので、異常ではありません。
排卵 おりもの いつもより多い?
もっとも量が多くなるのは排卵期(約2~3日間)です。 透明でとろみのある水のような状態。 ニオイは強くありません。 この時期のおりものは、受精の手助けも担います。
子宮頸がん どんな臭い?
茶~黒褐色のネバネバした悪臭があるおりもの 茶色や黒褐色でネバついた悪臭のあるおりものが出る場合、進行した子宮頸がんの疑いがあります。 子宮頸がんは初期の自覚症状が殆どなく進行によって異常なおりもの、性交時出血、不正出血、下腹部痛、背骨・腰・下肢の痛みを感じるようになるケースが多いです。