起こり易い場所 下肢の骨におこることが圧倒的に多く、脛骨(すねの骨)、中足骨(足の甲の骨)、腓骨(すねの外側の細い骨)に多くみられます。 野球では上肢の尺骨肘頭(肘の骨)、ゴルフでは肋骨におこることがあります。 腰椎分離症も脊椎の疲労骨折です。
疲労骨折 どこが多い?
疲労骨折が起こりやすい部位と原因 足の甲にある中足骨(ちゅうそくこつ)や、すねの内側にある脛骨(けいこつ)、すねの外側にある腓骨(ひこつ)などは運動による負荷を受けやすく、疲労骨折が起こりやすい部位です。 また、肋骨、大腿骨(だいたいこつ)、尺骨(しゃくこつ、前腕にある2本の骨のうち小指側にある骨)でも起こります。
疲労骨折 どういう状態?
疲労骨折とは、1回の大きな外傷でおこる通常の骨折とは異なり、骨の同じ部位に繰り返し加わる小さな力によって、骨にひびがはいったり、ひびが進んで完全な骨折に至った状態をいいます。 丈夫な針金でも繰り返し折り曲げ続けると折損してしまうのと似ています。
疲労骨折 どうやってわかる?
診察を行い、疲労骨折の可能性が高ければエックス線検査やMRI検査を行う。 ただし、エックス線では初期の疲労骨折は判別がつかないケースもあり、間隔をあけて複数回検査する必要がある。 このため、早期に判断する手段としてはMRI検査のほうが有効となる。 また、早期発見の検査としては、骨シンチグラフィーを行うことも考えられる。
疲労骨折放置するとどうなる?
痛みがある状態で、無理に練習を続けてしまい疲労骨折の発見が遅れると、骨折が治りにくい「難治性骨折」や「偽関節」となる場合があります。 手術が必要となる場合もありますので注意が必要です。
疲労骨折 何週間?
Q:疲労骨折の治療期間について教えてください。 部位や程度によりますが、一般的に4〜12週間の治療が必要になります。 重症度によってはそれ以上の期間になることもあります。
足 疲労骨折 何科?
骨折したら何科に行けばいい? 骨折が疑われる場合は「整形外科」に行きましょう。
疲労骨折 なんて読む?
ひろう‐こっせつ〔ヒラウ‐〕【疲労骨折】 の解説 骨の同じ部位に弱い力が繰り返し加わって起こる骨折。 骨に小さなひびのできた状態で、運動時に痛むが、安静時には治まることが多い。 骨折原因や発生時期が明確ではなく、発生初期にはX線での診断が難しい。
疲労骨折 どんな痛み 腕?
腕の違和感、鈍痛、運動した時の痛みがあります。 この痛みはピンポイントで指摘できることが多いです。 倒立などの荷重負担、運動の継続により痛みは継続、悪化し、運動の休止により緩和します。