貧血の治療 貧血の治療の主体は鉄剤(造血剤)の服用で、食生活の改善で再発を予防します。 軽度の貧血なら強度を落として練習しても構いませんが、日常生活で症状がある場合は、練習を中止します。 服薬は貧血が改善した後も、貯蔵鉄(フェリチンの値)が十分になるまで最低でも3ヵ月は続ける必要があります。
貧血ってどうやったらなるの?
血液を造るための造血細胞自体の異常や、ビタミンや鉄などの原料不足により赤血球の産生が低下することによって貧血になります。 原料不足の原因には、極端なダイエットや偏食、妊娠や授乳などによる需要の増加、生理、子宮筋腫などの婦人科疾患や胃潰瘍、胃がん、大腸がんなどの消化器系の疾患などによる慢性的な出血があげられます。
貧血気味のときは何を食べたらいいの?
野菜・海藻類(小松菜、ほうれん草、水菜、春菊、海苔、ひじきなど) 野菜・海藻類で鉄が多く含まれるのは小松菜やほうれん草、水菜、春菊、海苔、ひじきなどです。 鉄が豊富な小松菜やほうれん草には、鉄の吸収を助けるビタミンCや、血液を作る際に必要な葉酸が含まれています。
貧血の時は何を飲む?
貧血のときは、鉄、ビタミンC、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンE、葉酸、銅、亜鉛などの栄養素をサプリメントで補うと良いでしょう。 各栄養素は、厚生労働省が定めた食事摂取基準(2015年版)により、一日の摂取推奨量や上限量が決められています。
貧血 何科を受診すればいい?
自分の症状が貧血かもしれないと思ったときは、身近なかかりつけの内科を受診し、血液検査を行いましょう。 貧血以外の症状や健康上の問題点が把握できる場合も多いので、正確な診断結果を得るためにも血液検査は必須となります。