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平均寿命とはなにか?
平均寿命とは人が生存する平均年数、つまりは0歳の乳幼児が生存するだろうと考えられる平均年数のことを意味する。 平均寿命は、その年の死亡者年齢を平均したものではないことには注意。 似たような言葉に「平均余命」がある。 平均余命とは、ある年齢の人が、その後何年間生きることができるかという期待値のことを意味する。
昔の人 何歳まで生きた?
人骨で平均寿命を割り出した時代も 江戸時代以前にさかのぼると安土桃山時代の平均寿命は30代、室町時代は15歳前後、鎌倉時代が24歳、平安時代は30歳、飛鳥・奈良時代が28~33歳、古墳・弥生時代が10~20代、そして縄文・旧石器時代が15歳前後であると言われているようです。
70歳あと何年生きる?
平均寿命とは「0歳時点での平均余命」のこと 平均余命とは、今〇歳の人があと何年生きるかを示しています。 2020年の簡易生命表によると、70歳の女性の平均余命は20.49年なので、「この方は90歳までは生きられる可能性が高い」ということになります。
長寿化 いつから?
日本の高齢化率の動向 日本は、1970年に「高齢化社会」に突入しました。 その後も高齢化率は急激に上昇し、1994年に高齢社会、2007年に超高齢社会へと突入しました2)。 今後も高齢者率は高くなると予測されており、2025年には約30%、2060年には約40%に達すると見られています。