2019年(令和元年)時点で、男性は平均寿命81.41年に対し健康寿命は72.68年、女性は平均寿命87.45年に対し健康寿命は75.38年になっています。 平均寿命と健康寿命の差は男性が8.73年、女性が12.07年で、女性のほうが3年ほど長くなっています。
平均寿命と健康寿命の違いは何ですか?
平均寿命が0歳から死亡するまでの平均余命を表すのに対し、健康寿命は、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生きられる期間を指します。
平均寿命と健康寿命を知っていますか?
平均寿命と健康寿命の推移 平均寿命とは「0歳における平均余命」のことで、2016年の平均寿命は男性80.98歳、女性87.14歳です。 一方、健康寿命とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のことをいい、2016年の健康寿命は男性72.14歳、女性74.79歳となっています。
平均寿命と健康寿命どちらが長い?
私たちの寿命は延び続け、今では“人生90年”に手が届こうとしています。 しかし一方で、自立した生活を送れる期間「健康寿命」が、平均寿命より男性は約9年、女性は約12年も短いことが分かりました。 これは支援や介護を必要とするなど、健康上の問題で日常生活に制限のある期間が平均で9~12年もあるということです。
一般的に平均寿命と健康寿命の差が大きいとどのような問題がおきますか?
とても長生きの方でも、長期間にわたり介護や入院が必要であれば、健康寿命は短いということになります。 つまり、平均寿命と健康寿命にあまり差がないと、亡くなる直前まで健康に過ごしていたということになり、平均寿命に比べて健康寿命が短くなると、不健康な状態が長いということがわかります。