破傷風菌は1つの溜まり場としてヒトを含む馬その他の動物の腸内にも存在しますが、腸内では無害の常在菌です。 動物やヒトの糞で汚染された土壌または媒介物が感染を伝播します。 世界的には、破傷風は農業地域と、土壌あるいは動物の排泄物と接触する可能性が高く、しかも予防接種が不適切な地域で多くみられます。
破傷風 注射 どこに打つ?
初回免疫: 通常、1回0.5mLずつを2回、3∼8週間 の間隔で皮下又は筋肉内に注射する。 追加免疫: 第1回の追加免疫には、通常、初回免疫後 6カ月以上の間隔をおいて、(標準として 初回免疫終了後12カ月から18カ月までの 間に)0.5mLを1回皮下又は筋肉内に注射 する。
破傷風は何科?
破傷風は破傷風菌が傷口から体内に侵入して増殖し、菌が産生する毒素によって筋肉のこわばりや呼吸障害、けいれんなどを引き起こす病気。 破傷風菌は土などの環境中に常に存在する細菌で、ケガの大小にかかわらず、皮膚の傷はすべて原因となりうる。 発症すると重症化することが多く、死亡する確率も高い病気である。
破傷風の症状はどんな感じ?
破傷風は、破傷風菌によって引き起こされる感染症です。 開口障害(口が開けにくくなること)、嚥下(えんげ)障害(食べ物が飲みこみにくくなること)、手足がしびれる・引きつるといった症状がみられ、さらには全身のけいれんや呼吸障害などに陥ります。
破傷風どうやったらなる?
さびた釘が刺さった、グランドで転んで皮膚を擦りむいた、傷があるのに土いじりをした、動物にかまれた場合など、破傷風菌は傷口から侵入します。 破傷風菌は小さな傷からでも侵入し、中には傷が見当たらないのに感染する場合もあります。 極めて少ない量の菌でも侵入して増殖すれば容易に発病します。