発作時には短時間作用性吸入β2刺激薬を用いる。 気管支喘息は薬物療法が主で、長期管理薬(コントローラー)と発作治療薬(リリーバー)の2種の薬剤を使用する。
気管支喘息で禁忌なのはどれか?
発作時には、気管支拡張作用のあるβ2刺激薬を吸入で用いる。 β遮断薬は気管支喘息に対して禁忌である。
狭心症発作時に使用するのはどれか?
ニトログリセリンは血管平滑筋を弛緩させ、血管を拡張させる作用があり、狭心症発作時に用いられる。
狭心症の発作時に用いられる薬物はどれか?
ニトログリセリン、硝酸イソソルビドを狭心症発作時に使用する。 舌下、舌下スプレー、静脈内点滴といった速やかに効果が現れる方法で使用する。 ニトログリセリンは血管を拡張させる作用があるので、狭心症によって酸素供給が不足した心筋へ血流を送る冠状動脈を拡張する。
労作性狭心症の発作時に使用する薬剤はどれか?
労作性狭心症にはカルシウム拮抗薬、アドレナリンβ受容体遮断薬、持続型の硝酸薬などが用いられます。 安静時狭心症にはカルシウム拮抗薬と硝酸薬は有効ですが、アドレナリンβ受容体遮断薬は無効あるいはむしろ症状を悪化させます。
喘息発作を誘発するのはどれか?
喘息の⽅の気道は炎症により敏感になっているため、わずかな刺激でも発作がおこります。 刺激となるもの(誘因)は、ダニやホコリなど吸い込むとアレルギー反応をおこす「アレルゲン」と、タバコの煙などのアレルゲン以外のものがあり、さまざまです。
喘息の薬は何?
病院で処方される治療薬 薬物療法としては、発作が起きないように予防する長期管理薬として、吸入ステロイド薬が第一選択薬です。 吸入ステロイド薬と併用する長期管理薬としては、長時間作用型吸入β2刺激薬、ロイコトリエン受容体拮抗薬、テオフィリン徐放薬などがあります。
強オピオイド薬はどれか?
強オピオイド鎮痛薬はラダーの第3段階(中等度~高度の痛み)で追加する薬である。 代表例にモルヒネ塩酸塩水和物、オキシコドン塩酸塩水和物、フェンタニルクエン酸塩などがある。
狭心症の治療薬に用いる薬はどれか?
狭心症は冠動脈の内腔が一時的に閉塞、狭窄するため、これを予防するために硝酸薬を用いる。 狭心症は一過性の心筋虚血で、虚血性心疾患の1つである。 心筋虚血が持続すると心筋梗塞となる。 狭心症治療薬には主に硝酸薬、β遮断薬、カルシウム拮抗薬がある。