気管支をひろげて呼吸を楽にする薬です。 通常、気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫、急性気管支炎の症状(息苦しさなど)の改善に用いられます。
メプチン どのくらいで効く?
1回貼ると数時間後に効きはじめ、24時間効果が持続します。 副作用がほとんどなく、夜中の発作予防に最適です。 内服薬は3日くらい飲み続ければ、血中濃度が安定してくるので効果が現れてきます。 中発作以上で、メプチンの吸入が効かない、または効果が不十分な場合、ネオフィリンの点滴がよく行われます。
メプチン いつ使う?
メプチンは気管支拡張薬で、起きてしまった発作を抑える薬です。 いわば後追いの薬です。 吸入ステロイド薬のような予防薬をきちんと使ってそれでも発作が出たときに使うという使い方をしてください。 1日に5~6回は多いので2~3回以内に収まるように予防薬を増量するなど調節する必要があります。
メプチン 何時間おき?
➢ 吸入から6時間以上経過して症状がぶり返している場合、薬剤の効果が薄れてい ますので、再吸入可能です。 ➢ 1回の吸入で 5~6 時間の効果があるので、2回吸入すればお子さんが寝る時間を 十分カバーできます。 病院受診の遅れを防ぐため、原則として日中は自宅で吸入 させないでください。
サルタノール いつ使う?
喘息患者さんの場合、喘息の発作や症状の悪化(呼吸困難、激しい咳など)が生じたときに使用してください。 通常、3時間以上効果が持続するので、その間は次の吸入をしないでください。 発作が重篤で、吸入の効果が不十分な場合には、可及的速やかに医療機関を受診してください。