気圧が急激に下がると、体内の水分バランスが乱れ、体内に水分がたまりやすくなります。 つまり、むくんでいる状態です。 カラダがむくむと血管が拡張し、周りの神経を刺激して炎症を起こしやすくなります。 まさに脈打つようにズキンズキンとした頭痛が引き起こされます。
気圧がどうなると頭痛?
身体は気圧の変化に敏感なので、気圧によって自律神経が乱れ、頭痛が起こると考えられています。 気圧の変化を感じ取る器官は耳の中、内耳にあります。 人間の身体は、まず内耳で気圧の変化を感じ取り、交感神経が活発になり亢進(こうしん)します。
気圧 頭痛 どんな感じ?
頭がぎゅーっと締めつけられるような痛みが特徴。 ただ、この頭痛は血管が拡張して起こるものではなく、後頭部や首の後ろ側の筋肉が収縮することが原因。 同じ頭痛でも、気圧の変化によって血管に影響を受ける人、筋肉に影響を受ける人がいるということ。
気圧 頭痛 いつから?
季節は関係するの? 日本の平均気圧は春から夏にかけて低くなり、秋から冬に高くなる傾向にあります。 その影響でしょうか、ある調査では頭痛の頻度も5月から10月に高くなり、11月から4月には少し低くなるようです。 年間を通して頭痛が一番多い月は9月で、これは台風による影響があるのかもしれません6)。
高気圧 頭痛 なぜ?
気圧が高くなる際には、頭蓋内圧も高くなります。 圧力がかかることで血管が収縮し、その後に血管が拡張する際に周囲にある三叉神経を刺激します。 これによって、片頭痛のような痛みを感じるケースがあります。 また、気圧が低下することでも血圧が下がり、同じように血管が拡張して頭痛が引き起こされます。