そばアレルギーの基礎 注:[受診者中のアレルギー発症人数]:3歳児(3,036人中260人)、小学5年生(4,775人中297人)、中学2年生(4,234人中265人)、成人(3,132人中290人)。 平成9年度厚生労働省食物アレルギー対策委員会報告(昭和大学医学部・飯倉ら)より筆者が整理し直したもの。
蕎麦アレルギー 何割?
日本におけるそばアレルギーは、食物アレルギー全体の1.8%と報告されており[2]、強いアレルギー症状いわゆるアナフィラキシーを起こす方も少なからずいらっしゃいます。
蕎麦アレルギー どうなる?
具体的な症状には喘息発作、くしゃみ、じんましん、嘔吐、下痢などがあり、重篤化するとアナフィラキシーショックを引き起こすことも少なくありません。 症状が重篤になりやすく、また空気中に飛散した少量のそばの成分を吸い込むだけで反応する人もいるため、調理や食事の際には入念な管理が必要です。
蕎麦アレルギー 何に入ってる?
そばの芽、そばぼうろ、そば饅頭、そばかりんとう、そば茶などにも含まれています。 しかし、そばアレルギーはピーナッツアレルギー同様、アナフィラキシーショックなどの重篤な症状を起こす傾向が高く、命にかかわる場合もあります※。 そのため、特に注意が必要な食品として加工食品中においてアレルギー表示も義務づけられています。
蕎麦 アレルギー いつから?
たしかに、そばアレルギーは、卵や牛乳のように乳児期に多く発症するようなアレルギー臨床型ではなく、年齢に関係なく、むしろ幼児期以降にみられる即時型アレルギーという臨床型に該当するといわれているため、何歳でもみられるアレルギー1)です。 今まで食べていたが、大人になってから発症するという事例もあります。