切れ痔治療のほとんどは内服薬、座薬、軟膏等を用いた薬物療法・保存療法にて行われます。 切れ痔は症状が軽度であれば、肛門周辺の皮膚が裂けている状態でも短期間で治ります。 そのため、痛みや出血が少なかった場合、回復したと自己判断して治療を行わない人もいます。
切れ痔 どのくらい続く?
手術の必要はありません。 坐薬や軟膏による治療や便通管理などの生活療法によって、通常は7日間位で治癒します。
切れ痔 どうやったら治る?
急性裂肛は浅いので、殆どの場合、お薬(軟膏や飲み薬)で治ります。 裂肛が慢性になると、周囲が硬く隆起して皮垂や肛門ポリープができます。 慢性化しているので、お薬で治る可能性はかなり低くなります。 2-3か月ほどお薬を使って、改善しなければ、手術を考慮します。
切れ痔はどのくらいで治るか?
一般に初期の裂肛であれば、便秘や下痢に注意し、刺激物(アルコール、ワサビ、トウガラシ、コショウ、ニンニクなど)を控えることで7日から14日ぐらいで治ります。 度々切れている裂肛では、2~4週間を要します。
切れ痔を放っておくとどうなるの?
慢性の切れ痔は、放っておくと肛門ポリープや潰瘍、肛門皮垂(肛門周囲の皮膚のたるみ)が生じます。