排便時にトイレットペーパーに血が付く状態が長く続く、痛みが強くなってきたなどの時は切れ痔の症状が進行している可能性があります。切れ痔は症状が進行して慢性化すると .
痔の治療はどうすれば良いのですか?
痔ろうは激痛と発熱で発症し、初期に膿を出すために切開処置が必要なケースが多いです。 長期間放置すると痔ろうガンが発生するケースがありますので、注意が必要です。 治療の第一歩は正しい排泄から。
切れ痔の痛みはいつ起こりますか?
切れ痔が便に含まれるばい菌に感染すると激痛が起こります。 排便のその時よりも20分〜30分たってから徐々に痛みが強くなり、半日くらい激痛が続くというのが典型的な症状です。 慢性期だけでなく、急性期の浅い裂肛にも起こるので注意が必要です。 痛みのせいで排便をガマンしてしまう人が多く、結果的に便が硬くなり悪循環に陥ることもあります。 また、傷口が化膿して痔ろうになるケースもあります。
切れ痔は軟膏で治らないのですか?
通常の切れ痔であれば、2~3日で痛みが治まり回復しますが、慢性化していると軟膏では治らないため、その場合は病院へ行くようにしましょう。 なお、軟膏の中にはステロイドが配合されているものもあるので、自己判断せずに必ず担当の医師や薬剤師に確認するようにして下さい。 痔の市販薬の中には、ステロイドが配合されていないものもあります。 切れ痔がひどくなると手術になることもあるの? 切れ痔を繰り返すと慢性化し、やがて肛門狭窄を起こしてしまいます。 肛門狭窄になると、肛門を広げるための手術をする必要があります。 とは言え、切れ痔から肛門狭窄まで進行してしまう方は、全体の25%程度と言われており、多くの方は生活習慣を改めつつ、軟膏などの薬を使うことで症状が改善すると言われています。
切れ痔が慢性化している可能性がありますか?
排便中や排便から数時間以内の肛門の痛みや少量の出血であれば、自宅ケアで治せる可能性があります。 ただし、 かゆみがある、便が出にくいなどの症状がある場合、切れ痔が慢性化している可能性があります。 病院での治療をおすすめ します。 また、 薬を使っても治らない、痛みがあるといったときも、病院へ いきましょう。 切れ痔で肛門がいびつな形になっていたり、むくんでいたりして 難治性の切れ痔 や 潰瘍 の可能性がある場合は、クローン病、結核、扁平上皮癌、悪性黒色腫梅毒、白血病、HIV感染症などの病気の可能性もあります。 一度病院で診てもらいましょう。 かゆみ がある、 便が出にくい などの症状がある場合、 慢性の切れ痔(慢性裂肛) の可能性があります。