きれ痔(裂肛)は、肛門の出口付近の皮膚(歯状線の下にある肛門上皮)が切れた状態で、「さけ痔」とも呼ばれます。 便秘による硬い便の通過や、下痢便の強い勢いなどで、肛門の出口付近が切れたり、直腸肛門部の血液循環が悪くなることが原因です。
切れ痔 続くとどうなる?
よくある悩み「切れ痔を繰り返す」 切れ痔を繰り返すと肛門狭窄※を起こして、スムーズに排便できなくなります。 肛門狭窄は、手術での治療が必要になります。 ※肛門狭窄:肛門が狭くなって、広がりにくい状態のこと。8 окт. 2020 г.
切れ痔を放置するとどうなる?
切れ痔を治療せずに放置すると、肛門が狭くなってしまう場合があり、これを肛門狭窄といいます。 切れ痔の傷痕がだんだんと固くなり瘢痕(はんこん)化し、結果的に肛門が狭くなってしまいます。 便を排出する肛門が狭く、硬くなる為、便が出し辛くなります。 肛門狭窄がひどくなると手術治療が必要です。
切れ痔ってどんな感じ?
裂肛(切れ痔)とは硬い便の排泄や下痢によって肛門の皮膚が切れたり裂けたりして起こります。 痛みの為に排便を抑えるようになり、便秘になります。 こうなると傷が慢性化して肛門潰瘍となり、肛門が狭くなってしまいます。 そしてますます便が通りにくくなり、傷がひどくなるといった悪循環を繰り返します。
切れ痔はどうしたら治るか?
手軽にできるセルフケアで切れ痔を解消! 食事や運動など生活習慣を改善して便通を整えるように心がけましょう。 便が硬くて市販の下剤を使う場合は、便を軟らかくする作用がある非刺激性の下剤(酸化マグネシウムなど)がおすすめです。 また、入浴やお尻だけお湯につける座浴で傷口を清潔に保つことも、切れ痔の改善に有効です。