寝過ぎてしまうと副交感神経が優位な状態が長く続くこととなります。 副交感神経は心身をリラックスさせる働きがありますが、本来起きなければいけない時間に優位になるとだるさや倦怠感、眠気が生じるようになります。 寝過ぎたことで副交感神経が過度に優位になることで、目が覚めてもだるさを感じてしまいます。
寝過ぎ 体に悪い なぜ?
寝すぎによって、末梢にある臓器の働きにも変化が生じ、気持ち悪いという症状と体調不良の原因になります。 いわゆる、時差ボケような症状が出現し、全身の倦怠感を感じることになります。 いつもより長く眠ることで、同じ姿勢が続くことで筋肉の血行不良が生じて、腰、肩、首周りの筋肉に影響します。
寝すぎてしまう なぜ?
原因として、睡眠不足、睡眠時無呼吸症候群、睡眠の夜化型、うつ等の感情障害、薬剤の影響が挙げられますが、こうした夜間睡眠の量や質とは関連せず睡眠覚醒中枢の異常により、日中の過剰な眠気が3か月以上継続する睡眠疾患を中枢性過眠症といいます。
たくさん寝るとどうなる?
実は、寝すぎが糖尿病や肥満、認知症などに関連しているという研究結果も報告されています。 脳や心臓への負担が大きくなり、寿命が縮まる恐れもあると言います。 これらの症状は睡眠不足にも原因がありますが、睡眠をとりすぎている場合のほうがリスクが高まることも・・・。
寝過ぎは何時間から?
2時間を超えると、体内時計が狂って夜の睡眠が浅くなったり、寝つきが悪くなる可能性があります。 睡眠負債を溜めないためには休日に寝溜めするのではなく、平日の睡眠時間を確保したり、昼休みなどに15〜20分程度の昼寝で補うことが有効です。