犬は歯石がつきやすい! 犬の場合、かなり短い期間で歯石が作られます。 歯垢については、犬も人も変わりはなく、食事をしてから6~8時間後に歯の表面につき始めます。 それを放っておくと、人間の場合では20日かけて歯石へ変化していきますが、犬の口の中ではたった2~3日間で歯垢が石灰化して歯石になるのです。
犬の歯石取りは何歳くらいでする?
また 高齢(12歳以上)であっても、内臓に問題がなければ麻酔をかけても基本的に問題はありません。 当院で歯石除去を行なうのは、10歳〜15歳のご家族が多いので、高齢であっても諦めないでください。
犬 歯石 取らないとどうなる?
歯石を放置すると! 頬の骨まで菌が溶かしながら進んでいくので、ほっぺたや目の下に穴が空いてしまいます。 血や膿が空いた穴から出できてしまい、非常に痛々しい状態になるだけでなく皮膚が壊死するとほっぺたが腐ってしまうこともあります。 歯石がひどくて犬の頬に「黒いアザ」のような物が見られたら、要注意です。
犬 歯石 どうする?
皮膚をめくって取りたい部分の歯を露出させたら、スケーラーの先端を歯に添わせて擦るように動かします。 小刻みに動かしてカリカリと取っていきましょう。 歯石が分厚い場合や、歯と歯の境目が分からないほど歯石が付いている場合は、鉗子やペンチで軽く挟んで割り、大まかな細かく残った部分はハンドスケーラーで取っていきましょう。
犬 歯石 なぜ?
犬の歯石がたまる原因はなに? 犬の唾液は人に比べると、よりアルカリ性に近く、人より早く歯垢から歯石になることが知られています。 歯石には歯垢がつきやすいため、悪循環が起こります。 歯石になったものは、家庭で取り除くことはできないので、動物病院で麻酔をかけて除去してもらいます。