例えば、動物の数え方。 「匹」や「頭」が代表的ですが、これにはれっきとした使い分けのルールがあるといいます。 もちろん細かい例外はありますが、基本ルールは人間より小さい場合は「匹」、大きい場合は「頭」で数えるのだそう。 言われてみると納得するものの、意識せずに感覚的に使い分けている人が多いのではないでしょうか。 2 апр. 2019 г.
犬は何と数える?
①原則として、人間が抱きかかえられる程度の大きさの小型・中型犬は「匹」で数え、それよりも大きい犬は「頭」で数えます。 盲導犬・救助犬・麻薬捜査犬などの、人間が訓練を施した犬は、体のサイズとは関係なく「頭」で数える傾向があります。
犬の年齢はどうやって数えるの?
12+(犬の年齢-1)×7 5歳の大型犬の場合「12+(5-1)×7=40歳」というようになります。 大型犬は生まれてから最初の1年で12歳まで成長し、2年目からは1年に7歳ずつ歳を取ります。 小型犬や中型犬とは逆で、幼齢期の成長スピードは遅いですが、そのあとの老化が早くなります。
なぜ頭というのか?
20世紀に入り、西洋の動物学などの論文で"head"と書かれた部分が「頭」と日本語に直訳されました。 それを読んだ日本人が、馬や牛のような大形の家畜が「頭」で数えるのなら、当然、他の大形の動物も「頭」で数えるべきだと考え、今日(こんにち)の「頭」の数え方が定着していったと考えられています。
匹 何に使う?
匹(読み)ヒキき【▽匹/×疋】 [接尾]《「ぎ」とも》助数詞。 1 馬などを数えるのに用いる。 ... むら【▽匹/×疋】 [接尾]助数詞。 巻いた織物を数えるのに用いる。 ... びき【匹/×疋】 [接尾]「ひき(匹)」に同じ。「 三—の子猫」ぴき【匹/×疋】 [接尾]「ひき(匹)」に同じ。「 一—の犬」匹とは - コトバンク
犬の数え方で「匹」と「頭」は通じますか?
犬の数え方で「匹」と「頭」がありますが、どちらを使っても意味は通じますので問題はありません。
犬は1頭と数えることが多いのですか?
1頭とか1羽など、生き物によって数え方が違うのが日本語の面白いところですね。 さて犬の場合は「1匹」と数えることが多いかもしれませんが、中には「1頭」と数える場合もあります。
小型犬は頭で数えられていますか?
これらの小型犬も、警察犬として訓練されれば「頭」で数えられるようになります。 ちなみに、ジャパンケネルクラブ(JKC)の犬種別犬籍登録数では2018年の時点で132犬種292,906頭が登録されていますが、全犬種が「頭」で数えられていて大きさによる数え方の区別はされていません。
犬の頭はどれですか?
大型の動物と言えば、犬なら「セントバーナード」ですが、警察犬の「ジャーマン・シェパード」や軍用犬でおなじみの「ドーベルマン・ピンシャー」などは「頭」ですね。 その他に、「牛」、「馬」、「羊」、「やぎ」、「ラクダ」、「ライオン」、「トラ」、「イルカ」、「シャチ」など大きいものはすべて「頭」です。