ワクチンのスケジュールにはさまざまな考え方があり、いつでなければならない!という決まりはありませんが、世界小動物獣医師会の「犬と猫のワクチネーションガイドライン」では、母犬の初乳からもらった移行抗体と呼ばれる免疫が薄れてくる生後6〜8週目に1回目のコアワクチン接種を行い、その後、免疫を確実なものとするために、生後16週 . 28 мая 2019 г.
犬のワクチンはいつ接種する必要があるのですか?
毎年接種する必要があるのかなど様々な意見がありますが、ガイドラインでは子犬の時期にしっかりとワクチン接種を行っていることを前提とし、コアワクチンは3年ごと、ノンコアワクチンは1年ごとに追加接種することが推奨されています。 しかしワクチンは飼育環境や年齢などによっても、接種の種類や時期が異なるため、あくまでも参考の一つとしましょう。 また病院によっても追加接種の考えが異なるため、個々の犬の健康状態に合ったワクチンスケジュールを、かかりつけの獣医師に相談してから決めることをおすすめします。 犬のワクチンはいつまで? 小型犬や中型犬は10歳、大型犬は7~8歳、超大型犬は5~6歳ころになると、犬は老齢期と言われる時期を迎えます。
犬のワクチンは、義務とされていますか?
犬のワクチンは、重要度が高い順に「義務」「コアワクチン」「ノンコアワクチン」の3つに分類されます。 義務とされているのは「狂犬病ワクチン」 で、狂犬病予防のために、年1回の接種が義務付けられています。 「コアワクチン」は、義務ではないものの、感染率と感染後の致死率が高いことから、すべての犬にワクチン接種が強く推奨されています。
犬のワクチン費用の目安はどのくらいですか?
犬のワクチン費用の目安は、混合ワクチンで5,000~9,000円ほどになることが多いようです。 混合ワクチンには2~8種など様々な種類があり、混合する数により費用も異なります。 また接種時期やどこで接種するのかによっても、多少費用が変動することもあるので事前に確認しておきましょう。 犬が狂犬病ワクチンを接種すると、3,000~4,000円ほどの費用がかかります。 法律で接種が義務づけられているものですので、接種の時期をしっかりと確認し、打ち忘れたということがないように気をつけましょう。
狂犬病ワクチンの対象となるウイルスはどれですか?
狂犬病ワクチンの接種を怠った場合、20万円以下の罰金を課されることもあります。 コアワクチンの対象となる代表例は、犬ジステンパーウイルスや犬パルボウイルス、犬伝染性肝炎、犬アデノウイルス2型などです。 犬ジステンパーは、ワクチン未接種の子犬が感染すると重症化しやすく、死亡率も高い病気です。 犬パルボウイルスも同様に、抵抗力の弱い犬の感染率や死亡率が高く、飼い主さんの服や手に付着したウイルスから感染することもあります。