中耳炎について 中耳炎は外耳炎と似ているため見過ごされることが多い病気です。 犬は人間と異なり、外耳炎が進行して中耳炎を発症するので症状としては外耳炎とほぼ変わりません。 中耳炎が進行すると片方の耳が、別の耳よりも低く首をかしげている状態の捻転斜頸や、顔面神経麻痺、ホルネル症候群などの症状が現れる場合があります。
犬 中耳炎 なぜ?
主な原因は外耳炎の症状の悪化で、細菌感染による外耳炎が中耳まで波及したケースが多いです。 この細菌感染のほかにも、真菌(カビ)の繁殖、耳ダニなどの寄生虫感染、アトピーやアレルギー、腫瘍、植物の種などが耳に入ってしまう、などがあります。 ほかには、中耳内の腫瘍などがあることが原因となることもあります。
犬 外耳炎 なぜ?
原因はなに? 耳道に細菌や真菌がたくさん繁殖すること、耳ダニなどの寄生虫感染、アトピーやアレルギー、腫瘍、植物の種などが耳に入ってしまうことなどが原因となります。 一般的には、細菌や真菌による外耳炎が多く、これらは多湿になる梅雨時期などに悪化することがあります。
犬 耳がただれている?
主な原因は、細菌、真菌、耳ダニ。 その他に、アレルギーによる皮膚疾患、虫や種子などの異物混入、耳の中に腫瘍や出来物ができてそこから炎症を起こす場合もあります。 軽度の症状であれば、直接耳に薬をたらす点耳薬で治る場合が多く、耳ダニであれば駆虫剤を使います。
犬 外耳炎 薬いつまで?
外耳炎の治療は、原因や症状の度合いによって変わってきますが、2~4週間の治療が必要になることが一般的です。 かゆみがなくなったから、耳垢が減ったからと、薬を早い段階でやめてしまうと、症状が再発してくる可能性があるので、1~2週間に1回獣医師がチェックをしながら治療期間を検討していきます。