去勢の手術は、全身麻酔で行われます。 オスは精巣と精巣上体が納まっている睾丸を摘出します。 包皮と陰嚢の間の正中線の上を1~1.5cmほど切開し、ここから摘出するのです。 手術は1時間前後、日帰りから1泊のスケジュールで行われます。
去勢 どこを切る?
去勢手術とは、精巣の外科的処置で「睾丸摘出術」を指します。 実際どのような手術かというと、陰嚢(いんのう)の少し頭側を切開し、中の精巣だけを取り出します。 女の子の避妊手術とは異なり、お腹は開かない手術になるため、体に対する負担は避妊手術よりは少ないです。
犬の金玉はどこにある?
犬の睾丸は、生まれる前にはお腹の中にあります。 生後にお腹の中にある睾丸が、陰嚢という袋の中に向かって移動していきます(精巣下降)。 一般的には生後3か月以内には陰嚢内に収まりますが、遅くとも生後6か月には下降していなければなりません。 ... 潜在精巣にはその場所により、腹腔内あるいは鼠径部に見られるのが一般的です。
犬の去勢手術ってどうするの?
オスの去勢手術は、睾丸を摘出する方法が一般的です。 動物病院によって異なりますが、日帰り入院から数泊の入院までで、メスの避妊手術よりもオスの去勢手術のほうが手術は短時間で済みます。 去勢手術は全身麻酔で行うため、短頭種や老犬などには麻酔によるリスクが多少高くなります。
犬の虚勢手術はいつごろ?
去勢手術を行うのは、ワンちゃんが性成熟する前がよいとされています。 個体差はあるものの、大半の犬種が生後1年以内に性成熟を迎える傾向にあります。 よって去勢手術をするベストなタイミングは、生後半年~8ヶ月の間。 犬種や個体差はありますが、この時期になると体の成熟やオス特有の行動(マーキングなど)が見られるためです。