殺処分は、ペットに関する最も深刻な社会問題の一つで、2018年度の年間殺処分数は犬・猫合計で約3.8万頭(犬7,687頭、猫30,757頭)と言われている(下図)。 これは、一日に換算すると殺処分される犬・猫が105頭にのぼるということだ。 1日あたり15頭の犬が人間の手によって殺処分されています。 日本の犬の殺処分数は、年間5,635頭(2019年) 。 1日あたり15頭が日本のどこかで人間の手によって殺されています。 環境省の調査によると日本では2019年度、 年間5,635頭もの犬が殺処分を受けている ことがわかりました。 私たちがこうして何気なく生活している間にも、 毎日約15頭の犬が殺処分により命を落としている ことになります。
殺処分 犬 何匹?
収容数処分数殺処分数 ※犬負傷621182猫負傷10,7886,713
犬の殺処分はなぜ行われるのか?
決して「安楽死」とはいえないような方法で殺処分されている現状です。 捨てられてしまうペットが増えた理由には「飼い主さんが経済的に飼育困難になった」「悪質なブリーダーが繁殖を行いすぎて飼いきれなくなった」「ペットショップが倒産した」が考えられますよ。
殺処分 1日に何匹?
環境省の調査によると日本では2019年度、年間5,635頭もの犬が殺処分を受けていることがわかりました。 私たちがこうして何気なく生活している間にも、毎日約15頭の犬が殺処分により命を落としていることになります。
捨てられた犬はどうなるの?
捨てられたり、迷子になってしまったペットたちは、地域の保健所によって保護・回収され、動物愛護センターなどに集められます。 そして、一定の期間はシェルターの中で飼い主さんが迎えに来てくるのを待ちます。 しかし、期間を過ぎても飼い主さんが迎えに来てくれなかった子たちは、殺処分という運命をたどることになります。
年間38,444頭の犬猫が殺処分されていますか?
年間で合計38,444頭の犬猫が殺処分されています(殺処分率は41.8%)。 この数字には、負傷している犬猫は含まれていないので、これらを含めると年間103,983頭の犬が収容され、46,411頭の犬猫が殺処分されていることになります(殺処分率は44.6%)。 これを多いとみるか少ないとみるかですが、痛みや苦しみに対する安楽死以外に、原則として殺処分は行わず保護施設での譲渡を推進しているドイツなどの動物福祉先進国の現状と比べると、日本は殺処分の頭数が多いのは明らかなことです。 過去のデータでは、平成16年度(2004年)だと、現在の10倍の年間40万頭以上の犬猫が引き取られ、39万頭以上の殺処分が行われていました。 殺処分率は何と94%以上です。
環境省の調査によると、 日本では、 年間5,635頭の犬が殺処分を受けているのですか?
環境省の調査によると日本では2019年度、 年間5,635頭もの犬が殺処分を受けている ことがわかりました。 私たちがこうして何気なく生活している間にも、 毎日約15頭の犬が殺処分により命を落としている ことになります。
センターに収容された犬猫は、殺処分の対象となりますか?
センターに収容されて、一定期間が経っても飼い主や引き取りを希望する人が現れなかった犬猫達は、殺処分の対象となります。 これまでの殺処分の頭数が多かった例では、炭酸ガスの窒息による殺処分が一般的でしたが、動物福祉の観点から麻酔薬の使用(いわゆる安楽死)が増えてきています。 平成30年では、保健所や動物愛護センターが引き取った犬猫のうち、飼い主によって持ち込まれた割合は、犬10%、猫19%となっています。 飼い主が覚悟や責任を持ってペットを家族に迎えていたら防げていた事例もあるでしょう。 環境省では「ペットを飼う覚悟と責任」についてYouTubeの動画が配信されています。