全身麻酔は手術時間に合わせて麻酔薬を調節しますので、通常は手術終了後まもなく麻酔から目が覚めます。 個人差が大きく、概ね2分~20分くらいで覚醒することが多いです。 全身状態の悪い場合、肝臓や腎臓の機能がかなり低下している場合、脳血管に問題のある場合は、麻酔の覚めに時間がかかることもあります。
全身麻酔 何秒で?
全身麻酔の場合 というお声がかけられ、点滴から静脈麻酔薬が投与されます(使用する薬剤の関係で、点滴のところに痛みを感じられる場合があります)。 20秒ほどで麻酔状態となり、その後は手術終了まで全くわかりません(意識が無い状態がとなります)。
全身麻酔は何回まで?
短い期間に何度もかけても大丈夫? 続けて麻酔をかけても問題はありません。 検査や手術のスケジュールによっては、短い期間に何度も全身麻酔を受けなければならないこともあります。 麻酔薬は非常に短時間で体から排出される薬ですので、続けて麻酔をかけても影響はありません。
全身麻酔 何時間前から絶食?
咳もできないようにしている全身麻酔中に 嘔吐してしまうと大変です。 だから胃の中 を空にしておくことが大切です。 絶飲食の時間は、食事は8時間、軽食や 人工乳は6時間、母乳は4時間、水やお茶は 2時間以上と麻酔のガイドラインに記載 されています。
全身麻酔 後遺症 いつまで?
ほとんどの全身麻酔では、眠った後で口または鼻から気管に管を通して人工呼吸をします。 そのため手術の後で一時的に、のどの痛みを感じたり声がかすれたりすることがあります。 ほとんどの場合、数日のうちにおさまります。