脂肪腫は、皮膚(皮下組織)に脂肪のかたまりのような腫瘍ができる病気です。 原因は不明ですが、老犬に多く見られます。 良性腫瘍なので害を与えることはありませんが、脂肪腫の発生部位によっては、歩き方に異常が現れることがあります。
なぜ脂肪腫が出来るのか?
脂肪種の原因は? 脂肪腫発生の正確な原因は不明です。 一般的な個発の脂肪腫は、肥満、高脂血症、糖尿病をお持ちの方にできやすい傾向があり、外傷との関連が推察されています。 また、ストレスなどの心理的要因の関与は特にありませんが、多発している腫瘍は後述するように、遺伝や飲酒との関係性を認める場合があります。
脂肪腫は何か?
脂肪腫とは 脂肪腫は成人の上肢、肩、背部に多い皮下腫瘍で、形成外科で多く手がけている手術のひとつです。 発生原因は不明ですが、刺激の受けやすい部位に生じる傾向があります。 背部などの目につきにくい場所にできた場合、痛みを伴うことはほとんどないため、大きくなってから受診される方も多くいらっしゃいます。
脂肪腫 手術 いくら?
病院によっても様々ですが、脂肪腫の切除手術にかかる費用は、部位や大きさによっても変わります。 明らかに美容目的でない限り、保険適用で治療することができます。 東京にある日本橋形成外科・皮フ科・美容外科は、3割負担として4,000~25,000円の費用で対応しています。
犬 しこり どんな感じ?
犬のしこり、どんな症状? しこりは、イボのように腫れ物ができている状態です。 目立った異変が現れない場合もありますが、筋肉の間に発症した場合は歩き方が不自然になることがあります。 脂肪腫などの病気が原因の場合、しこりは弾力性がある楕円形をしていることから「軟部腫瘍」といわれることもありますよ。