真夏と梅雨どきに要注意 7月~8月の日中、最高気温が高くなった日に熱中症の患者数が増加しています。 また熱帯夜が続くと、夜間も体温が高く維持されてしまうため、熱中症が起こりやすくなることがわかっています。
熱中症は何月が多い?
1. 気温や湿度が高い日は熱中症の発症数が急増 熱中症は、毎年7月から8月に多く発生しています。 特に梅雨明けの蒸し暑く、急に暑くなる7月には、体が暑さに慣れていないため、例年熱中症による救急搬送者数や死亡者数が急増しています。
熱中症 6月 なぜ?
5~6月にかけ、一気に熱中症の発症リスクが高まる理由のひとつが「湿度の上昇」です。 人は、暑くなると発汗し、体温調整を図ります。 しかし梅雨の時期は湿度が高いため、汗が皮膚から蒸発せず、体内の熱を放出しにくくなり、その結果、体内の水分やミネラルバランスが崩れ、熱中症の発症につながる可能性が高くなるのです。
熱中症 いつ頃まで?
例年、梅雨明け後の7月下旬から8月上旬のお盆ごろまでが発生のピークと言われている。 しかし、熱中症になるのは、気温が高い日ばかりではない。 寒暖差の激しい季節の変わり目の5~6月も、体が暑さに慣れていないため、注意が必要だ。
WBGT いつから?
暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)は、熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。 単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。