妊娠糖尿病を発症しても、特に妊娠初期にはほとんど自覚症状はありません。 糖尿病の場合は病態が進むと、のどが渇くようになったり、尿の量が増加したりしますが、妊娠糖尿病の場合は、高血糖が持続すると胎児が過成長になったり羊水が増えてきます。 このようになるリスクの高い妊婦を早く発見するために、妊娠中の検査が重要になります。
妊婦 のどの渇き?
A:妊娠中に喉が渇くのは、体のサイン 妊娠中は、初期・中期・後期を問わず、喉が渇きがち。 これは、ママとお腹の赤ちゃんが水分を欲している証拠です。 そもそも妊娠中は、体の血液量が普段の40%も増え、水分が必要な状態です。 赤ちゃんを守る羊水も水分でできています。
妊娠中 のどのつかえ?
喉のイガイガの「原因」 妊娠して、女性ホルモンが増加しホルモンバランスが変わった影響が考えられます。 また、妊娠すると胎児を育てるために母体の血液量が増加します。 この影響で、滞った血が喉付近に停滞(鬱血)している事があり、違和感があるとされています。
糖尿病の喉の渇き方は?
インスリン不足により血糖が上昇すると尿に糖がもれるようになります。 そうなると多尿(尿の量が多い)になり、体が脱水傾向になるため、のどが渇くようになります。 やたらとのどが渇くと感じることがあったら、糖尿病を疑ってみましょう。
糖尿病 多飲 どうなる?
高血糖状態を改善するために、体の中の水分が多量に使われてしまうと、脱水状態になります。 脱水になると、のどの渇き(口渇)を感じ、それを改善するために多量に水分を摂ります。 これが多飲です。 糖尿病に特徴的な、多尿、口渇、多飲の症状は、高血糖による脱水症状です。