これは、文字通り、人工呼吸器から患者さんの口元に陽圧のガスを送り、この圧力によって肺を膨らませる方法です。しかし、胸郭が広がっていないのに口からガスを . 呼吸回数(回/分): 5回以下または35回以上1回換気量(ml/kg): 3以下最大吸気圧(cmH2O): 20以下PaO2(mmHg): 60以下(FiO2:0.6)
人工呼吸器 陽圧 なぜ?
人工呼吸の吸気では、人工呼吸器で設定した量あるいは圧になるまで、気管チューブを経由して送気が行われ、肺胞を強制的に膨らませる。 肺が膨らむため、胸郭も結果的に膨らむ。 このため人工呼吸時の吸気では、胸腔内圧が陽圧に転じる部分が生じる。
人工呼吸 何秒かけて?
気道を確保したまま傷病者の鼻をつまみ、口を大きく開けて傷病者の日を覆い、息をゆっくりと1.5~2秒かけて2回吹き込む(吹き込む量は、傷病者の胸が膨らむ程度)。 その後、5秒に1回の速さで行う。 うまく人工呼吸ができたときは、息を吹き込んだときに盛り上がった胸が、口を離したときに沈んでいくのがわかる。
気道内圧上昇 なぜ?
A. 人工呼吸器本体に問題がない場合で、気道内圧が上昇する原因には、咳、病態の悪化による気管の狭窄・攣縮・閉塞、肺や胸郭のコンプライアンスの低下、あるいは患者さんにとって不適合な過剰換気などが考えられます。 患者さんが咳をすると、呼吸と人工呼吸器との間でファイティングが起こり、アラームが作動します。
陽圧換気 静脈還流低下 なぜ?
機械的陽圧換気により、胸腔内圧が上昇し、静脈還流が減少して、右室へ充満する血液量が減少する。 吸気時間を延長する設定では、より静脈還流が減少する。 これは、機械的陽圧呼吸では吸気時に胸腔内圧が上昇し静脈還流が減少するためである。