骨の主成分はリン酸カルシウムと炭素ですが、このリン酸カルシウムが骨壺内の水と反応することで、ゆっくりと分解され、しまいには跡形もなく消えてしまいます。 遺骨周辺の環境にもよりますが、遺骨が完全に解けてしまうまでの期間は大体50年~100年といわれています。
人骨 何年で土に帰る?
土葬の場合は、数十年から百年程度で土に還ると言われています。 火葬した遺骨の場合は、遺骨の表面がセラミック状に変化するため土に還るまで数百年かかると言われています。 焼骨を土に還す場合は、細かく砕くなどすれば、土に還る期間を短くできます。 ただし、土に還る期間はお墓のある土壌の性質によって左右されるようです。
残った遺骨 どうする?
火葬後に残ったご遺骨については、砕かれて灰の状態になるのが一般的とされています。 法的にはご収骨後に残ったご遺骨は自治体の所有となり、「不用品もしくは廃棄物(一般廃棄物)として処分することができる」と定められています。
骨壷 風呂敷 いつ外す?
ご自宅へ帰られて祭壇などに骨壺を安置する際は、風呂敷を外して安置しています。 その後、法要や納骨などで骨壺を移動させるときは、再度風呂敷に包んで移動します。 お墓に納骨するときは風呂敷や骨壺カバーを外して、骨壺のみ納骨します。
土葬 どのくらいで骨になる?
遺体が骨になるまでは、数か月から数年かかると言われています。 そして骨から土に還るまでは数年から数十年かかります。 ハムスターなどの小型の動物でも4~5年かかると言われており、とくに大型犬などの場合には時間がかかるだけでなく、完全に土に還らない場合さえもあるので、気軽に掘り起こしたりなどは絶対にしてはいけません。