「お骨(おこつ)」とは故人の骨のことです。 お骨の他には「遺骨(いこつ)」または「御遺骨(ごいこつ)」と呼ばれます。 火葬されて残ったお骨は、遺族らの手により骨壺へと納められます。 26 июн. 2020 г.
骨壺の中の遺骨はどうなるのか?
骨の主成分はリン酸カルシウムと炭素ですが、このリン酸カルシウムが骨壺内の水と反応することで、ゆっくりと分解され、しまいには跡形もなく消えてしまいます。 遺骨周辺の環境にもよりますが、遺骨が完全に解けてしまうまでの期間は大体50年~100年といわれています。
遺骨仏壇のどこに置く?
なお、遺骨を仏壇の中に飾ってしまうのは、良くないとされています。 それは、仏壇は本来信仰の中心である本尊を祀るためのものであり、故人の供養は位牌でされるとしているためです。 したがって、遺骨を仏間に安置する場合は、仏壇の隣に台を設けて、そこにお祀りする場合もあります。
遺骨 どうするのか?
遺骨は、ご先祖のお墓がある「菩提寺」や、公園のような環境の「霊園」にあるお墓に埋葬するのがほとんどです。 他にも、菩提寺や霊園内にある、遺骨を収蔵する室内型のお墓ともいえる「納骨堂」に骨壺をそのまま納める方法もあります。
お墓の遺骨はどうなる?
自治体によって処理される ただ、遺族にとっては廃棄物として処理されるのは心情的に抵抗がある方も多いでしょう。 そういった事情からも、残った遺骨については自治体が専門の処理業者に依頼して、残骨供養堂や永代供養堂に収められることが多いです。