生物学の分類では、人間は、霊長類(霊長目)に属しています。 ヒトは、霊長類のなかから分化して現れてきた生物種だと考えられます。 およそ1億年から7千万年前、地球上に最初の霊長類が現れました。 霊長類のなかで最も原始的なサルは原猿類と呼ばれます。
人間はもともと何?
よく、人間の先祖(せんぞ)はサルであるといわれますが、それを調べる大事な手がかりは化石です。 現在発見されている化石からいえることは、人間の先祖は、およそ200万年から300万年前のアフリカにいたアウストラロピテクス・アファレンシスという人類だろうということです。
人は何から生まれたのか?
こたえ:約40億年前に深海(しんかい)で生まれたと考えられています。 わたしたちヒトはチンパンジーなどの類人猿(るいじんえん)と同じ祖先(そせん)から進化したと考えられています(関連記事「人間はいつ、サルから分かれたの?」)。
一番最初の人間は誰?
聖書を読んだことのない人でも、アダムとエバ(イブ)という名前はきっと耳にしたことがあるのではないでしょうか。 旧約聖書の創世記で、神が自然界と動植物を創造した後に、初めて造った人間がアダムです。
人間 始まり いつ?
人類が誕生したのは、およそ500万年前のアフリカである。 その後、人類は、猿人(約500万年前に出現:アウストラロピテクス)・原人(約180万年前に出現:ホモ=エレクトゥス)・旧人(約20万年前に出現:ネアンデルタール人)・新人(約4万年前に出現:クロマニョン人など)の順に進化してきた。