赤ちゃんが入っている子宮は筋肉でできており、通常は緩んだ状態です。 しかし、妊婦自身の行動や何らかの刺激によって筋肉が緊張し、収縮することがあります。 この状態を医学的には「子宮収縮」と呼び、一般的には「お腹が張る」という言葉で表されています。
妊娠初期 お腹の張り なぜ?
妊娠初期の「お腹が張る感じ」は、おもに子宮が妊娠したことで大きくなるために起こります。 子宮の筋肉が大きくなったり、伸びたり、また子宮への血流が増えることが原因です。 お腹全体(みぞおちから、おへそ辺り、下腹まで)が張っている感じがします。
妊娠中お腹がはるのはどんな感じ?
妊娠初期のおなかの張りの場合は、下腹部になんとなく違和感があるという人から、おなかが引っ張られるような感じがする、いつもより硬いなどの感覚が多いです。 いずれにせよ、初期の場合は、生理的痛みの場合が圧倒的に多いので、症状としては、出血がなければまず心配ないと考えていただいて結構です。
いつもよりお腹が張る 妊娠後期?
妊娠8ヶ月(28週)は、いよいよ妊娠後期に入る時期です。 子宮が大きくなることでおなかの張りが顕著になります。 休めばおさまるおなかの張りは問題ありませんが、おなかの張りが長く続く場合や、痛みや出血が伴うと流産や早産が疑われます。
妊婦 張り どんな?
普段はやわらかく緩んだ状態ですが、ママがよく動いたり、疲れたり、働き過ぎたりすると、それが刺激になって子宮の筋肉が「キュッ」と収縮することがあり、これを張りとして感じています。 また、妊娠したことだけでも不規則で痛みを伴わない子宮の収縮が生理的に起こります。 これをブラクストン・ヒックス収縮といいます。
お腹の張り 妊娠中 いつから?
お腹の張りは、妊娠3週目ごろから感じるようになってくるのが一般的です。 主に妊娠初期にみられる症状のため、妊娠中期になるころには徐々にお腹の張りを感じることはなくなってきます。
なぜお腹張る 妊娠後期?
また、妊娠後期のおなかの張りは前駆陣痛であることも考えられます。 特に正期産である37週からは出産に向けて体が準備を始め、おなかの張りが頻繁になるので、張りの間隔に気をつけてください。 その他におなかが大きくなるタイミングで皮膚が引っ張られて、おなかの張りを感じることや靭帯が突っ張って下腹部が痛くなる場合もあります。
お腹の張り どのくらいの固さ?
まずおなかを触ってみましょう おでこくらいの硬さなら、しっかりと張っていることになります。
お腹張りやすい 何ヶ月?
妊娠7ヶ月になるとおなかの赤ちゃんは急激に大きくなるため、ママのおなかもますます大きくなり張りやすくなります。 大きくなったおなかの影響で背中や肩、腰に負担がかかりやすく痛みに悩むママが増えてくるのもこの時期です。