認知症の症状として被害妄想があらわれることがあります。「財布を盗られた」「いつも悪口を言われる」と真剣に訴える様子に、周囲もつい巻き込まれてしまいます。
認知症症状どうなっていく?
認知症の進行や速さは、人それぞれ 症状は8年〜10年くらいをかけて徐々に悪化していきます。 初期症状として物忘れが見られ、人や物の名前を思い出せなくなったり、置き忘れが目立つようになります。 症状が進行するとひどい物忘れや理解力の低下、問題行動などが見られ、介護なしでは日常生活を送ることが難しくなります。
認知症になったらどうなるのか?
中核症状 (1)記憶障害新しいことを記憶できず、ついさっき聞いたことさえ思い出せなくなります。 さらに、病気が進行すれば、以前覚えていたはずの記憶も失われていきます。 まず時間や季節感の感覚が薄れ、その後に迷子になったり遠くに歩いて行こうとしたりするようになります。
認知症とは何か?
認知症は、脳の病気や障害など様々な原因により、認知機能が低下し、日常生活全般に支障が出てくる状態をいいます。 アルツハイマー型認知症は、認知症の中で最も多く、脳神経が変性して脳の一部が萎縮していく過程でおきる認知症です。 次いで多い血管性認知症は、脳梗塞や脳出血などの脳血管障害によっておきる認知症です。
認知症の初期はどんな感じ?
【初期(軽度)の症状】 若い頃の思い出などの「長期記憶」は鮮明に覚えているにも関わらず、数秒〜数分前の「短期記憶」が難しくなり、ほんの少し前に起きた出来事もすぐに忘れてしまいます。