つまり、認知症は40代や50代の若い方でも発症する可能性があります。 研究によれば33歳以上では5歳きざみで認知症有病率が増える傾向があり、41歳~61歳という年齢でも発症する可能性があります。
認知症は何歳から発症するのですか?
ここでは認知症は何歳から発症するのかなど認知症について説明します。 認知症の方の多くは 65歳以上の高齢者 です。 そう考えると65歳以上の高齢者になると認知症の可能性が高くなると言えるでしょう。 では65歳以下の方には認知症は発症しないかというとそうではありません。
認知症になりやすくなりますか?
認知症になりやすい人、なりにくい人の違いは? 認知症とは? 簡単に解説すると… 認知症とは、さまざまな原因で脳の細胞の働きが悪くなることにより、記憶や判断力に障害が起き、日常生活に支障が出る状態のことです。 この状態がおよそ6ヶ月以上続くと認知症と診断されます。 認知症は医師によって診断されるものなので、行動や言動に不安を感じたら、まず医師の診察を受けることが大切です。 ですが、その前に、知っておきたいことがあります。 高齢になると増えてくるのが「物忘れ」。 思い出したいことがすぐに出てこなかったり、新しいことを覚えることが困難になったりします。 これは認知症の前触れだろうか、と不安になることもあると思います。 けれど加齢による物忘れと認知症は別物 です。
年齢が高くなるにつれ認知症は増えるのですか?
年齢が高くなるにつれ増え、80代前半で約5人にひとり、80代後半で約5人にふたりが認知症という割合です。 さらに、70代までは男女に大きな差はありませんが、 80歳を過ぎると女性が多くなっているのも特徴 です。 また60代後半~70代前半でも、割合は少ないものの5%ほどの人が認知症になっており、65歳を過ぎたらいつ認知症になってもおかしくないということがわかります。 認知症は65歳以上の高齢者がなることが多いですが、若くても認知症になることはあります。 65歳未満で発症する認知症のことを「若年性認知症」と呼びます。 若くして認知症になった人はどれくらいいるのでしょうか。 厚生労働省が発表した若年性認知症の有病率では、 人口10万人当たりに対し、全体で47.6人 でした*1。
65歳未満の認知症者はいつ発症するのですか?
厚生労働省の調査によると平成21年時点での全国における65歳未満の認知症者数は3.78万人と推計されています。 つまり、認知症は 40代や50代の若い方でも発症する可能性 があります。 研究によれば 33歳以上では5歳きざみで認知症有病率が増える傾向 があり、41歳~61歳という年齢でも発症する可能性があります。 つまり、認知症の親の介護をされている方自身も認知症になるケースもありえます。