この病は中国では失智、かつて日式漢語で痴呆(ちほう)と呼ばれていた。 しかし、日本では、2004年に厚生労働省の用語検討会によって「認知症」への言い換えを求める報告がまとまり、まず行政分野および高齢者介護分野において「痴呆」の語が廃止され「認知症」に置き換えられた。
認知症 言葉 いつから?
認知症という言葉が生まれた 「認知症」という言葉は、「ぼけ」「物忘れ」「痴呆」などの呼び方を廃止するべく2004年に厚生労働省によって改定されたもの。 実際に私がいた介護現場でも、認知症は「痴呆症」と言われていました。
認知症はいつから?
一般的に認知症とは、65歳以降の高齢者が発症する病気です。 認知症は高齢者がなるものというイメージがあるのも、このためです。 一方、若年性認知症は、64歳未満の若い世代が発症する認知症です。 発症平均年齢は50歳前後であるため、いわゆる「働き盛り」の方が発症するのが、高齢者の認知症と異なる特徴です。
認知症 何年で進行?
認知症の進行や速さは、人それぞれ 症状は8年〜10年くらいをかけて徐々に悪化していきます。 初期症状として物忘れが見られ、人や物の名前を思い出せなくなったり、置き忘れが目立つようになります。 症状が進行するとひどい物忘れや理解力の低下、問題行動などが見られ、介護なしでは日常生活を送ることが難しくなります。
認知症 何期?
今日では科学者は、症状が認められない早期あるいは発症前の段階、軽度認知障害(MCI)という中期の段階、そしてアルツハイマー病による認知症という3つの病期で進行すると認識しています。