実は、認知症の方の死亡原因は身体機能・認知機能の低下に伴う合併症状がほとんどです。 特に肺炎での死亡が最も多いとされています。 あるいは、転倒などの事故が直接的な死因になる場合もあります。 また、認知症の進行に伴い食事がとれなくなる方も多くいます。
認知症 脱水 なぜ?
レビー小体型認知症では、自律神経の低下が起こりやすく、発汗により体温を下げるという働きが弱くなります。 そうすると、体が熱さに負けてしまい、食欲が低下して、水分の摂取量が減り、脱水症につながりやすくなります。
認知症が進んだらどうなるの?
認知症の進行や速さは、人それぞれ 症状は8年〜10年くらいをかけて徐々に悪化していきます。 初期症状として物忘れが見られ、人や物の名前を思い出せなくなったり、置き忘れが目立つようになります。 症状が進行するとひどい物忘れや理解力の低下、問題行動などが見られ、介護なしでは日常生活を送ることが難しくなります。
認知症は何歳ぐらいから?
一般的に認知症とは、65歳以降の高齢者が発症する病気です。 認知症は高齢者がなるものというイメージがあるのも、このためです。 一方、若年性認知症は、64歳未満の若い世代が発症する認知症です。 発症平均年齢は50歳前後であるため、いわゆる「働き盛り」の方が発症するのが、高齢者の認知症と異なる特徴です。
認知症 末期 何年?
発症後の平均寿命は5~12年 認知症になってから、その後の余命は5~12年程度といわれています。 ただし、症状の進行には個人差があるため、余命についても人それぞれで異なってきます。 基本的には症状の進行に伴って、脳や身体の障害が進んでいきます。