3 янв. 2020 г. · 今回は日本食の歴史と時代ごとにどう変化していったかについて紹介します。 日本食で米が主食になったのは2,400年前から? 日本人の主食である米。米の .
なぜ日本人は肉を食べないのか?
日本人は元々はお肉を食べる習慣はありませんでした。 飛鳥時代の天武天皇の頃(なので1300年以上の歴史があります)から肉食禁止令が出され国策の基本でした。 仏教の観点からも肉食は忌み嫌われ今でも精進料理として残っています。 一般的に肉を食べる人は野蛮と思われていました。
仏教肉禁止なぜ?
まず、仏教では「動物の殺生はダメ」という規範があるので、肉や魚を使いません。 にんにく、ねぎなどの植物を使用しないのは、煩悩(特に性欲)を刺激するせいだと言われています。 簡単に言うなら、仏教とは自分の欲望と向き合うための教え。 欲望が刺激されたら修行の邪魔になるため、肉や五葷を避けるのです。
日本 肉食禁止 いつから?
西暦75年に当時の天皇が「肉食禁止令」を発布しました。 厳密にいうと全ての肉が食べられなくなったのではなく、牛、馬、犬、猿、鶏の肉を食べることが禁止されました。 その後約1,200年間、これらの肉食を避ける文化が続きました。 そんな禁止令がある中でも、日本食は発展していきました。
昔の人は何を食べていた?
農家の食事は,少しのお米にたくさんの麦をまぜて(米と麦の割合は半々か,4対6)たいた「麦めし」や,麦の代わりに,だいこんやかぶらなどをたきこんだ「ぞうすい」,だいこんの葉を入れた「ひばめし」,さつまいもを入れた「いもがゆ」なども食べていました。 おかずとしては,ほとんどが大根づけか青菜の「つけもの」でした。