定義 RSウイルス(respiratory syncytial virus)による急性呼吸器感染症である。 乳児期の発症が多く、特徴的な病像は細気管支炎、肺炎である。 臨床的特徴 2日~1週間(通常4~5日)の潜伏期間の後に、初感染の乳幼児では上気道症状(鼻汁、咳など)から始まり、その後下気道症状が出現する。
RSウイルスの感染性は?
RSウイルスは、RSウイルスに感染している人の咳やくしゃみ、または会話をした際に飛び散るしぶきを浴びて吸い込むことで感染します。 感染の多くは、この「飛沫感染」によると考えられ、ドアノブなどの環境表面についたウイルスへの接触により、鼻や口などの粘膜や傷口などを通して感染する「接触感染」も成立します。
RSウイルス 何感染?
RSウイルス感染症はRSウイルスに感染している人が咳やくしゃみ、又は会話をした際に飛び散るしぶきを浴びて吸い込む飛まつ感染や、感染している人との直接の濃厚接触や、ウイルスがついている手指や物品(ドアノブ、手すり、スイッチ、机、椅子、おもちゃ、コップ等)を触ったり又はなめたりすることによる間接的な接触感染で感染します( ...
RSウイルス 感染症 何種?
RSウイルスはニューモウイルス科(Pneumoviridae)のオルソニューモウイルス属(Orthopneumovirus)に分類されます。 ニューモウイルス科に属するウイルスには、同じく呼吸器感染症をおこすヒトメタニューモウイルスがあります。
RS ウイルスとはどんな病気ですか?
RSウイルスは、鼻汁や咳、ゼーゼー、ヒューヒューといった喘鳴が特徴的な呼吸器の感染症です。 生後2歳までにほぼ100%の人がかかると言われている病気です。 子供だけでなく大人もかかることがあります。