部分入れ歯は形状が複雑で、特に維持装置(鉤)がかかっている歯(鉤歯)には歯垢が停滞しやすく、清掃を怠ると簡単に虫歯や歯周病を進行させてしまいます。 また衛生面のほかに鉤歯への負担を軽減させるためにも就寝時は入れ歯をはずしておいた方がよいでしょう。 26 июн. 2020 г.
義歯 入れないとどうなる?
特に奥歯の噛む力は重要で、入れ歯を使用しないと転倒するリスクが2.5倍高くなるというデータがあります。 下顎が不安定になり、体のバランスを保つことが難しくなるのです。 特に高齢者は歯を喪失している割合も高くなりますから、転倒事故なども考慮して、入れ歯を外したままにするのは避けましょう。
寝るときは、入れ歯は入れたままでよいですか?
一方、歯ぎしりが強く歯に過剰な力がかかる場合や、噛み合わせの歯が歯ぐきを傷つける場合、顎関節に過剰負担がかかる場合、ぐらぐらする歯を入れ歯が固定する役割を果たしている場合は、寝るときも入れ歯を入れる方がよいでしょう。 この場合、都合のよい時に入れ歯を数時間はずし、歯ぐきを安静に保つようにしましょう。
入れ歯はなぜ夜外すのか?
入れ歯をしたまま就寝してしまいますと、寝ている際に繁殖するお口の菌が、入れ歯にも付着してしまうため、衛生面の観点からも、外していただくことをおすすめいたします。
入れ歯は何故水につけるのか?
水につけるのは、入れ歯を乾燥させないため。 乾燥がいけない理由は、入れ歯が乾燥によって変形するリスクが高いためです。 入れ歯は患者さんのお口に合わせて歯科医が調整した直後の状態が、患者さんにとって一番良い状態。