診断 乳製品を摂取した後に症状が出る場合に、乳糖不耐症が疑われます。 3~4週間、乳製品を除いた食事を試し続けて症状が消失し、その後乳製品を摂取すると症状が再び現れる場合に、診断が確定します。
乳糖不耐症どれくらいで治りますか?
ラクターゼ活性は加齢とともにさらに低下し、少量の乳糖(を含む食品)の摂取で著しい水様下痢と腹鳴、腹部膨満を呈するようになる。 時に反復性の痙性腹痛を伴う場合がある。 乳糖の摂取を中止することによって下痢や腹部症状は数時間から1日程度で治まる。
乳糖不耐症 どんな症状?
「乳糖不耐症(にゅうとうふたいしょう)」は、牛乳の中に含まれる「乳糖(ラクトース)」を消化吸収のため分解するラクターゼという消化酵素の、小腸での分泌不足が原因で起こります。 消化不良・腹部不快・腹痛・下痢・おならなどの症状がでます。 症状には個人差があり、少しならいいけど、たくさん飲むとおなかをこわすという方がいます。
乳糖不耐性 何人に1人?
世界人口の75%が、特に成人期にラクターゼ活性の低下を経験していると言われています2)。 乳糖不耐の人口割合は、一般的にアフリカ・南米系で60~100%、アジア系においては80~100%と高く、北西欧系では10%程度と低くなっており、民族によって大きく差があります3)。
乳糖不耐症 何を食べる?
同様に、乳糖不耐症を 患っている人の大半は、特有の症状を示すことなく(乳糖が乳酸菌により分解されて いる)ヨーグルトと(乳糖をほとんど含まないか全く含まない)熟成チーズを食べる ことができます。 乳および乳製品は、カルシウムやその他栄養素の素晴らしい源泉です。 カルシウムは 強い骨の発達と維持に必要です。