量を測定した乳糖を摂取した後に、医師が症状をモニタリングし、数回にわたり血液中のグルコース濃度を測定します。 乳糖を消化できる場合は症状が現れず、血液中のグルコース濃度が上昇します。 乳糖を消化できない場合は、20~30分以内に下痢、腹部膨満、腹部不快感が現れ、血液中のグルコース濃度は上昇しません。
乳糖不耐症 何歳まで?
特徴 乳幼児(主に0~2歳未満)が、胃腸炎などをきっかけに下痢が長引き、特に乳製品(育児用ミルク、母乳も)を摂ると下痢がひどくなるのが特徴です。 下痢以外には、おなかの張り、酸性臭(すっぱい臭い)の便も特徴です。 下痢が重度な場合は、体重増加不良の原因となる場合もあります。
乳糖不耐性症 いつから?
乳糖不耐症では、新生児期あるいは乳児早期に、哺乳後数時間ないし数日で著しい下痢を呈することで発症する。 症状の発現時期や程度は残存ラクターゼ活性の程度による。 ラクターゼ活性は加齢とともにさらに低下し、少量の乳糖(を含む食品)の摂取で著しい水様下痢と腹鳴、腹部膨満を呈するようになる。
乳糖不耐症 下痢 いつ?
⺟乳やミルクを飲んでから30〜60分後に下痢を起こるようなら「乳糖不耐症」の可能性が高いと⾔われています。
ラクターゼ活性 いつ?
ラクターゼは乳児期にもっとも活性が高く、年齢を重ねると低下します。 その程度には個人差がありますが、一般的に大人になるにつれて徐々に酵素の活性が低下して牛乳を飲むと腹痛や下痢をする人が増えてきます。