理想的とされるバナナ状の便の水分量は70%~80%ですが、これが80%~90%になると「軟便」、水分量が90%を超えると水様便となり「下痢便」の状態になります。
下痢 どれぐらい続く?
下痢は、症状が続く期間で大きく2つに分けられます。 発症からおおむね1週間以内に症状が落ち着くものを「急性下痢」、下痢が1か月以上続くものを「慢性下痢」としています。 期間で分けるのは、急性下痢と慢性下痢では原因が異なることが多いからです。
何日も下痢がつづいてる?
2~3日下痢が続いている場合には、以下のような原因が疑われます。 下痢の原因としてもっともよく見られるのが食べ過ぎ・飲み過ぎです。 食あたりによって下痢を起こすこともあります。 ウイルス、細菌への感染によって胃腸が炎症を起こしている状態です。
下痢は何日前の便?
鳥居内科クリニック(東京都世田谷区)院長の鳥居明氏は「病原性大腸菌による食中毒は、体内で原因菌が2~3日かけて増殖してから症状が出ます」と話します。 そのため、原因の食品は2~3日前に食べたものであることが多いのだそうです。 一方、寄生虫による食中毒の場合は、すぐに症状が現れます。
下痢ってどれくらいで治る?
通常、1〜2日で治ります。 いで抗生物質や点滴などにより治療しなければな らないこともあります。 過敏性腸症候群 検査では異常がみつからないにもかかわらず下 痢が続く病気で、慢性の下痢の大半を占めていま す。