なん‐こつ【軟骨】 軟骨細胞とそれを取り囲む基質からなる支持器官。 弾力性があり、脊椎動物によく発達。 発生初期は骨格の大部分を占めるが、のちに骨組織に置換され、人間では関節・ 喉頭蓋 こうとうがい ・耳介・椎間板などにみられる。
軟骨は何でできている?
骨の関節面を覆っている、スムーズかつ強靭で弾力性のある組織。 構成成分として70%が水分で、そのほかコラーゲン、グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸が含まれる。
軟骨組織 どこ?
骨とともに骨格を形成する支持組織。 筋の起始・付着部であり、運動器官の一部を形成している。 軟骨細胞と軟骨基質で構成され、表面は骨軟膜で覆われている。
軟骨 何種類?
軟骨は気質の成分により、硝子軟骨・線維軟骨・弾性軟骨の3種類に分類されます。 硝子軟骨は、骨端部分を覆う関節や、気管、咽頭などに存在します。 線維軟骨は、脊椎など動きの少ない関節に存在し、骨と骨の間でクッションの役割をしています。 弾性軟骨は、耳などを形づくる軟骨です。
軟骨細胞 どこ?
なんこつ‐さいぼう〔‐サイバウ〕【軟骨細胞】 軟骨小腔という軟骨基質の裂け目の中にあり、コラーゲンやプロテオグリカンなどのたんぱく質を産生・分泌して軟骨基質を形成する。